こんにちは、マサレックジャパンです。
コーディネーター・メアリのネパール滞在記、連載第6弾をお届けします(第1弾/第2弾/第3弾/第4弾/第5弾の記事はこちら)。今回は、クラス開始から約1週間で見えてきた学生たちの変化についてお伝えします。
ネパール送り出し機関マサレックのコーディネーター、MEARIです。直営の日本語学校SHINFA NEPALに8月中旬まで滞在しています。
出会いは、世界を広げ、わたしを育ててくれました。——「つなぐ、わたしの景色」
クラス開始から1週間、見えてきた変化
クラスが始まって約1週間。このくらい経つと、学生たちの様子にも少しずつ違いが見えてきます。本気でN3合格を目指してコツコツ努力を続ける子がいる一方で、少し気が緩んで授業に集中しきれなくなってしまう子も出てきます。
プレテストで見えた、ルールとの向き合い方
あるクラスのプレテストでは、一部の学生がおしゃべりをしてしまったり、本来のやり方とは違う方法でテストを受講してしまう場面がありました。何度注意しても、なかなか伝わらず、正直とても悩みました。
私たちは最初から一つのルールを決めています。「N3の過去問教材には書き込みをしないこと」。何度も繰り返し同じ教材を使ってテストを行うためです。(本番と同じように行うJLPT過去問プレテストには、別の問題を用意しています。)答えや学んだことは、すべてノートに書くよう何度も伝えてきました。
しかし授業中に話を聞いていない学生は、答え合わせの時に教材へ書き込んでしまいます。そうすると、その教材は次から使えなくなり、真面目にルールを守っている学生まで困ってしまいます。
先生への相談、そして学生自身の呼びかけ
改善が見られなかったため、ネパール側の先生へ相談しました。先生はグループチャットで、しっかりと注意をしてくださいました。名前を挙げての注意だったこともあり、教室には少し気まずい空気が流れた瞬間もありました。
そんな中、とても嬉しい出来事がありました。普段から真面目に頑張っている学生が、グループチャットで「授業中は話すのをやめよう。ルールを守ろう」と、みんなに呼びかけてくれたのです。その姿に、私は本当に感動しました。
教室の空気が少し重くなりそうな予感がしたので、翌日はリフレッシュも兼ねて、あることをしました(その様子は次回の投稿でお伝えします)。
翌日、教室が驚くほど静かに
そして翌日。教室は驚くほど静かになっていました。
分からないところを友達に確認したい、「難しいね」と気持ちを共有したい——その気持ちは、私もよく分かります。でも、日本で働くようになれば、勤務中にネパール語で会話をする時間はありません。おしゃべりをしている余裕もありません。その先には、お客様や患者様がいます。「聞いていませんでした」では済まされない世界です。
だからこそ、今のうちから授業に集中する習慣を身につけてほしい。現地では、私も先生方も心を鬼にして、一人ひとりに真剣に伝えています。それは叱るためではなく、学生たちの未来のためです。
モチベーションを後押しする、小さな工夫
モチベーションにつながればと思い、毎日のプレテストでクラスの上位3名にシールを配ることにしました。そして最後に一番多くシールを集めた学生には、ご褒美としてプレゼントを贈る予定です。肝心のプレゼントは、まだ何にするか悩み中です。
次回の更新もどうぞお楽しみに。








